芝居の黙示録

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2011年 11月 15日

響人第5回公演「夜の来訪者」終了、、、

どうも。

癒しを求め、「リッキー」という赤ちゃんの映画を見て、恐怖に震撼した光夫です。

皆さんも見てください。かなりドイヒーな映画です。

響人第5回公演  「夜の来訪者」

無事終演を迎える事ができました。

ご来場された方々、応援してくださった方々ありがとうございました。

「夜の来訪者」、、、

またまた、ディープでコアな作品です、、、

自分は、この作品の来訪者であるグール警部という役をやったのですが、

終演後みなさんに、

「で、、、誰なんだよ!?」

とっ込まれる不思議な役でした。

この戯曲、1940年代のイギリスの古い作品で、恐らくもともとの本では、第二次世界大戦前後の社会的不平等に対する怒りの鉄拳制裁を与える的な、左な匂いがプンプンするニュアンスが込められている感じなんですが、

今の時代には少々説教臭く感じてしまう。

そこで、アメリカン演出小川絵梨子が翻訳し直し、あの時代に流れる不穏な空気に対しての反感的なニュアンスを薄め、サスペンスの中にある今の時代にも人間が体現する、人と人の間に起得る「負の連鎖」にフォーカスを当てました。

なので、自分の設定も大幅に変更、、、

超ムズカシイ、、、

実は、、、

「未来人」

お客さんには分からなくてもよいらしいんですが、

未来の不穏な状勢の原因を探す為に、1912年に転送されてきた、、、

そして転送先が病院のエバスミスの遺体の前で、彼女の手紙を読み調べる事にした。

だから細かいんですが、手帳や写真がボロボロだっり、髪がモヒカンだったり、、、

そして、未来には二度と帰れない。

凄いぶっ飛んでますが、なかなか好きな設定でした。

もののけ姫のアシタカのような、コミック版ナウシカのような、マトリックスのような、、、

彼もあの一家同様、他人に対して無意識という意識を持ち、誰かを傷つけた一人なんです。

そして、それを後悔し変わろうとした人なんでしょう。

いわば、傷つき、その事を考えた人間だったんです。

自分はこの作品、別に今まで携わった人全ての責任を取れ!というものではないと思う。

その瞬間のチョイス、、、

人が人に触れる瞬間の「無意識という意識」を意識する。

人は誰でも、余裕があれば人に優しい、、、

余裕がなければ、周りは見えなくなっていく。

もし他人を傷つけたならば、次に触れ合う瞬間には変わった自分になっていよう。

誠実にモノゴト、人間に向き合っていこう。

そうすれば、その輪はこの先の時代に良い影響を与えていく。

、、、

書いてるうちに自分全然だな〜と思ったのでこの辺にしておきます。

そして、家族に対しても、、、

自分も含め、よく家族間で喧嘩している人の話を聞きますが、

喧嘩できるだけマシですね。

あの家族はグール警部が来るまでは、喧嘩しないように装ってたわけですから、、、

家族なのに、、、

でも家族だって人間同士、、、

お互いが聞く耳を持ってあげないと、いつかは誰かの心の中のグール警部が騒ぎ出す日が来るのかも、、、

恐ろしい作品といわれますが稽古していくと、こんな人達今も居るし、現実にはもっと恐ろしい事件が起きてて、今、現在のほうがよっぽど怖いサスペンスホラーだな〜と思いました。

重ねて、遠くからご来場された方々、近くからご来場された方も、応援してくださった方、スタッフ、キャスト、上野ストアハウスさん、スタジオvad、友人、家族、響人に関わってる全ての人に、、、、

有り難き幸せを、、、

さて、次の響人は、

『La vie en Rose エディット・ピアフと8人の男の話』

2011年12月22日(木)~25日(日)

場所 千歳船橋アポックシアター

どす。

初の、トライアウト公演、、、

久々の脚本中山大豪のです。

また、劇場で、、、
「私たちは全てを分かち合わなければならないんですね、、、例えそれが罪悪であったとしても、、、」
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by m-hibiki-5passion | 2011-11-15 15:18 | Comments(1)